毎日タカラヅカ

タカラヅカファンライフをエッセイ漫画で綴ります。

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宙組「エリザベートー愛と死の輪舞(ロンド)ー」朝夏まなとさんの衝撃

はじめまして、モモオと申します。

タカラヅカが好きで、最近はいつもタカラヅカのことを考える毎日です。漫画とともに、タカラヅカ生活についていろいろと描いていきたいと思います!

久しぶりにタカラヅカを観に行ったら、朝夏まなとさんのトートに心を奪われた

 2016年宙組の公演「エリザベートー愛と死の輪舞(ロンド)ー」を観てきました。宙組トップスター・朝夏まなとさんが黄泉の帝王・トートを演じています。

そこで私は…朝夏まなとさんのトートに、衝撃的に心を奪われてしまったのです…!!

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私にとって久しぶりのタカラヅカ観劇だったわけなんですが、宙組トップスターの朝夏まなとさんの、衝撃的な魅力は凄まじいものがあり…!!!

初めてタカラヅカを観たときと同じような、ときめきの嵐が、私の心に突如として訪れたのです!!

あ〜これはもう大変!!

朝夏まなとさんは9代目のトート

さて、宝塚歌劇団が「エリザベートー愛と死の輪舞(ロンド)ー」の公演を行うのは今回で9回目となりました。大人気の公演なので、着々と公演回数を伸ばして行っていますね!

朝夏まなとさんのトートは9代目。これまでにトートを演じたトップスターは、①一路真輝さん、②麻路さきさん、③姿月あさとさん、④春野寿美礼さん、⑤彩輝直さん、⑥水夏希さん、⑦瀬奈じゅんさん、⑧明日海りおさん、そして⑨朝夏まなとさんです。

私は朝夏まなとさんトート以外に、5人のトートを劇場やDVDで観たことがあります(一路さん、姿月さん、春野さん、彩輝さん、水さん)。結構エリザベート好きなんですよね。

それぞれに、いろいろなトート像があり、違う魅力があり、観るたびに奥深いなあ、面白いなあ〜!と思うので、エリザベートは何回観ても良いんです。

まだ観ていないトートも、いつかぜひ観てみたいな!!

朝夏まなとさんトートから感じたもの

そんな中で、今回、私が朝夏まなとさんトートから感じたもの。

それは、朝夏まなとさん・そしてこの舞台を作ったみなさんが、トートというものと向き合って、今演じるトートとはこれだという思いで、作り上げたトートだということ、でした。そして、朝夏まなとさんトートから伝わってくる様々な想いを受けて、このトートはとても良いなと、思ったのです。

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↑ 自分の最期のとき、このトートが迎えにきてくれてたら、喜び勇んであの世へ行くことだろうなあと想像してニヤニヤしているところ 

そう、私が朝夏まなとさんトートから最も感じたのは、恐らく「慈悲深さ」だったのだと思います。それだけではない、とても複雑な想いを感じとったけれど、私の中に強烈に残ったのはそれでした。

死へ向かっていくエリザベートとルドルフを見つめる朝夏まなとさんトートの瞳や仕草は、時に二人を追いつめる死であり、時に二人を包みこむような、慈しむような表情を見せてくれました。

その優しい表情が、ふっと一瞬だけ現れては消える。

あっ!!てなる。何なの!!このトート何なの!!とどんどん惹きつけられて行ってしまう。

今、世界中で起きている大変な出来事を目の前に、命とは何か、死とは何かということを身近に考える人が多い中で、この慈悲深い表情が生まれたのかなあ、なんて、思ったり…。

死とは何か、という問いは、尽きるものではないけれど、朝夏まなとさんトートが見せてくれた言葉にできないような多面的な表情に、それが朝夏まなとさんが出した答え、というような気がして、納得して劇場を後にしたのでした…。