宙組公演「神々の土地〜ロマノフたちの黄昏〜」観劇ルポ・前編
みなさんこんにちは、モモオです。
わたくしモモオは、朝夏まなとさん退団公演「神々の土地〜ロマノフたちの黄昏〜・クラシカルビジュー」を宝塚大劇場まで行って観てまいりました。(モモオの本拠地は東京です)
私のタカラヅカファン人生の中でも、大大大イベントである、朝夏まなとさん退団公演。宝塚でもどこでも行きまっせーーー!!!うおーー!!
ご注意ください:激しくネタバレしております。
観てまいりましたのは、なんと初日公演。ファンのみなさんからの情報によると、初日から時間を経て、日に日に舞台は変化を遂げている模様。
私はひとまず初演を観させていただきましたが、東京でも観に行こうと思っております!一体どんなふうにこの舞台が進化していくのか、とても楽しみ!!
さてさて、それではさっそく観劇ルポ漫画をお送りします。
しょっぱなから、まぁ様の声がいつもと違って、度肝を抜かれるモモオです…。
深い海の底から聞こえてくるかのような声…。
なんなのなんなの、一体何が始まるっていうの!!
朝夏まなとのドミトリーから感じたもの
さあ、なんやかんや、舞台のお話が進んでいき、ついにまぁ様登場…。
(すいません他のことも書きたいんですけど、ひとまずまぁ様のことばっかり書きます)
前回の公演が「王妃の館」で、ディ◯ニーランドみたいな、はっちゃけた雰囲気だったからか、静かなお芝居に新鮮さを感じざるを得ないモモオ…。
「こんなまぁ様観たことないっ!!」
静かに銃を撃つアクションが、素敵です…。(顔似てなくてすいませんすいません)
ドミトリーな朝夏まなとに漂う憂いと、溢れ出る気高さ…。つくづく、朝夏まなとという人は、演じる役柄によって雰囲気の変化の振れ幅がやけに大きいなぁと感じました。
そして、ドミトリーのこの表情から伝わってくるものは一体何だろうって、お芝居を観ててずっと思っていたんですけど、一つのヒントを後にパンフレットに見つけました。
朝夏まなとさんのコメント
「イギリスの貴族精神”ノブレス・オブリージュ”のような、自分のことよりも、自分が為すべきことを優先する美しい精神を大切に演じたい」
これを読んで、ああそれが一つのとても大切な要素だったんだ、って思ったんですね。自分の感情、想いを奥に秘めて、ただひたすら、自分に何ができるかを考えている人の瞳の演技。そんな微妙な感覚が伝わってくるような、繊細でまぁ様らしい演技だったなと、思うのです。(あ〜熱く語っちゃったな〜まぁ様のことになるといつもこうだわぁ)
神々の土地、涙が出ない問題
そう…涙も出なけりゃ口は開きっぱなし…。
泣く準備万端で、ティッシュ山ほど持って来たのに、涙が出るような気配なし…。
まぁ様の退団で、もう最後なのに、このボーゼンは一体なんなのかと自問自答…。
ボーゼンの要因を分析してみたところ
要因⒈ まぁ様がこの舞台で退団であるということを、脳が受け入れることを未だに拒否している。「え?退団なわけないじゃん。」という反応である。
要因2.これまで観て来た朝夏まなと宙組公演にはない静けさの中にお芝居が進み、抑えられた演技で熱演が展開していく。泣いてる場合じゃなく、その熱演を受け止めるのに観るほうも必死である。
ということが考えられました。皆さんはいかがでしたか?涙ドバドバ出ましたか?笑
後半へ続く!!↓