宙組公演・『王妃の館ーChateau de la Reine-』<朝夏まなと>観劇ルポ!
みなさん、こんにちは!モモオです。
本日は、宙組「王妃の館」千秋楽の日。劇場や、ライブビューイングで観劇された方々は、感激に包まれていることでしょう!宙組娘役トップスター、みりおんさんも本日で退団…とてもさびしいけれど、これからの活躍を楽しみにしています…涙
さてそんな中で、私も宙組「王妃の館」を東京宝塚劇場でこれまで2回観てきて、さらにブルーレイもゲットして何度か復習してきたルポをお伝えします!
↑ これはわたくしモモオです…。恐れ多くも北白川右京先生の服を着てみました…許してください。
そう、私モモオがまず言いたいのは…
朝夏まなとさんの表情豊かな北白川先生が最高すぎるということ
朝夏まなとさんの北白川右京先生、かわいすぎかーーっ!(悶絶)
北白川右京先生は、セレブきどりの恋愛小説作家。エキセントリック、という言葉がぴったり当てはまるようなキャラクターです。これを演じる朝夏まなとさんの、これまでにはなかったような色々な表情が見られるのが最高すぎます!
バリエーションがほんとにスゴイと思う!顔の表情が多彩で、そのうえ、秒毎に、どんどん変えているんですよ!これは密かにすごいと思う!顔の筋肉が相当あっちゃこっちゃ動いてますよ!顔筋がやわらかくないとああは動かない!笑。スローで映像を観てみますと(笑)、1秒として同じ顔してない、すごいシーンが結構あります。
以下、最高すぎる北白川先生をスケッチしてみました…
↓ ①得意げなセレブ作家の顔!すべてを見下した「ハ〜ン!」という表情。お高くとまっていて、それでいて、そこはかとなく、アホっぽい雰囲気が伝わってきます!口元を下げて前につきだしてる憎ったらしい表情が最高です。
↑ ②インスピレーションが降りてきたときの、エクソシストな北白川先生。(ちなみにこの、両手を挙げて全身をブルブルとさせる動きは、東京で観たときにとっても印象的だったのですが、宝塚大劇場で収録されたブルーレイにはなかったんです。何度もエクソシストを演じる内に生まれたポーズだったのでしょうか!?日によって違うのかもしれませんね!?)
↑ ③かと思えば、このイライラ顔!!(かわいく描けてなくてすいません。でも本物はもっとすごい変顔です。)みりおん演じるれいこさんに、「出て行けよ!!」とブチ切れてるところです。前半は終始イライラして、苦虫をつぶしたような顔をしてましたね。かなりすごい変顔をしていて、いいのか!?と思うほど(笑)この怒ってる顔のバリエーションがとてもかわいくて好き。
朝夏まなとさんの北白川先生は声の出し方もすごい
エキセントリックな北白川先生は、セリフまわしもとても個性的で、聞いたこともないような、朝夏まなとさんの声が聞けます。
①のどをつぶしたような低音…編集者の速水さんを「速水くん!」と呼ぶとき、ものすごいのどつぶしてます。力士っぽい声で良い。「ごっつぁんです!」的なかすれ声!
②カエルみたいな声…「イ・ケ・る!!」のときですけども、あの素敵な朝夏まなとさんからあんなカエル声が出るのか、と…!
明るくて笑える「王妃の館」の朝夏まなとさんが見られて嬉しい
これまで、王家に捧ぐ歌や、エリザベートなど、悲劇的な作品が続いていた宙組公演。そこへ流星のように飛び込んできたコメディ・王妃の館。劇場全体が大笑いしていましたし、上述のように、とんでもない朝夏まなとさんを観ることができ、ファンとしては退団の一個前の公演が、王妃の館で本当によかったなあ〜っ!と思っているところです。
そして、タカラヅカのコメディってこんなに面白いんだ、というのが今回の私の発見です。お笑いシーンの呼吸というのか、タイミングが絶妙で、こんなに笑ったタカラヅカは私は初めてでした。朝夏まなとさんはもちろんのこと、宙組の皆さん一人一人が、コメディの才能大有り!と見ました!
他にも書きたいことがあるのでそのうちまた書き足すかもです。今日のところはここまで。入り待ち、出待ちした皆様、ライブビューイングにお出かけした皆様、大変お疲れ様でした。宙組のみなさん、素晴らしい舞台をどうもありがとうございました…!